ムラショーの根幹技術“世界に通用する「糸」づくり”

加工した繊維 加工した繊維 【仮撚加工】「糸の物性や染めを安定させ、強く、風合いのある糸に」
「加工する前の合成繊維の原糸は、物性的に不安定な状態です。ムラショーの仕事は、その原糸に仮撚加工を施し、天然繊維のウールに似た風合いを持つ、ふんわりして捲縮性のある糸などをつくることです。

【加工工程】糸の強度や太さが安定していない原糸を、熱を加えながら引っ張り、仮撚り加工をかける。
加工前の原糸は糸の内部に無数並ぶに「結晶」の向きや大きさ、間隔がそろっていない不安定な状態にあります。この原糸に熱を加え、均一にひっぱり仮撚加工を施すことで、「結晶」の向きや間隔が均一になり、糸の太さや強度が同じ「物性的に安定した糸」になります。これにより、糸の物性や染めが均一化し、強く、風合いのある糸ができます。

「人」の仕事は、この世界各地から入ってくる、太さや強さの異なる不安定な原糸の性質を調べ、糸に加える温度や加工スピードを調整し、機械の設定を決めることです。最新鋭の機械の実力を十分に引き出すには、人間の知恵と工夫が必要なのです。

加工した繊維 加工による利点(仮撚加工によりこんな糸になります)

  • @風合いをよくする(撚りやすくなる、つかみやすくなる、厚みがでる)
  • A染めやすくする(色ムラがなくなる、糸内部に染料が入りやすくなる)
  • B糸の強度が増す(やぶれにくくなる)

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